2025.05.01
社員紹介第1回|「失敗してもまたトライすればいいと思って行動しています。」
INTERVIEW
People of STUDIO55
社員インタビュー Vol.1
アウン コ ナイ:ミャンマー出身|STUDIO55 執行役員
2014年入社
日本では専門学校のインテリアデザイン学科で3年間学ぶ。デザイン会社を経て現在に至る。
ー 2025年3月28日に大地震に見舞われたミャンマーへの思い
母国であるミャンマーの中部を震源地として発生した大地震は、過去100年間で最も大きい規模でたくさんの犠牲者やけが人を出しました。今までも色々な災害から立ち直ってきたように、今回もいち早く復興を果たして欲しいと願っております。また、今回の多大な支援金もそうですが、継続的な支援を続けていただいている当社の代表や従業員、関係者の皆様に感謝しております。
最後に、災害・停電や情勢が不安定な環境の中で業務に励む子会社の従業員や協力会社の従業員にも、感謝と共に、これからも皆さんが仕事を継続できることがなによりも支援になるかと思いますので、日本でのプロジェクト取得、ミャンマーの子会社への発注の継続、拡大のため努力して参ります。
バイト先の店で今の社長から 「君すごいね」って。
そこから日本のベンチャーでの キャリアがスタート。
ー 日本に来たきっかけは?
日本に来たけっかけとしては高校卒業後に建築とかデザインを勉強したい願望があって、当時軍事政権の時だったので海外に留学するしかなく、日本へ留学を決めました。
ー 日本を選んだ理由は?
元々日本が好きだというのも理由の一つにありますが、先進国で技術を学びたかったです。最初は日本語学校で、その後に専門学校のインテリアデザイン学科で、2年、研究学科含めると、3年間通いました。
ー で、就職すると?
最初は店舗のデザイン会社に就職して、デザインアシスタントをやっていました。その時CGパースとかを担当していて、もしかしたらデザインするよりも3DCGの方が好きかなと思い始めて、やはり後に3DCG制作会社へ転職しました。
ー その後、STUDIO55との出会いになる訳ですが
3DCG専門の会社にいた頃、ちょうどリーマン・ショックがあって、クライアント企業もどんどん仕事がなくなって、あまり未来が見えない状況だったので、1回まっさらな状態に変えたくて結婚をきっかけに仕事を辞めて学生時代にお世話になったトラジという焼肉店でバイトしながら情報収集と資金調達をしてたんです。そこで、当社の木村社長と出会ったんです。 お隣席のお客様にトラブルがあって、その対応を見ていた木村社長が気に入ってくれて、声をかけて下さったんです。もちろん僕が3DCGをやっていた事は知らなかったのですが木村さんから「僕、こういう仕事してるんだけど」って話になり、偶然にも僕も経験者だったので意気投合して2ヶ月後には入社してました(笑)。
ー そこからすぐにミャンマー拠点の立ち上げに繋がる?
入社しての2ヶ月後には、木村社長と一緒にミャンマーに行きました。事前にSNSを使ってミャンマーで3DCG出来る人を探していたのでですがなかなかいなくて、情報取集しながら現地でスクールや企業などを訪問しました。その時に出会った一人が現在ミャンマー子会社の責任者GMです。
ー 今のミャンマーメンバーの陣容は?
現地子会社には30名、僕も含めて日本に10名ほど。合計40名が参加して、その他にも協力会社もいて合計で70名位でしょうか。
ー まさにフロンティア?
フロンティア、そうですね。その後軍事政権の件もあって。2016年に今の法人を立ち上げて。2021年にコロナで全員在宅に切り替えて...色々ありました。
ー 振り返ってみて
入社後、11年目になりますが、従業員も10倍以上になって海外拠点も増えて。名古屋や沖縄も立ち上がって。まだまだこれからも貢献していきたいと思います。
ー 執行役員としての役割もあると思います
いいえ、特別なことはないですが、私の場合はクライアントの課題を見つけて、改善すること含めて提案したり、新商品やサービスの開発など考案したりします。
ー 様々な企業のトップLayerの方からすごく相談を受けている
基本的にはプレゼンサポートなのでどのようなシチュエーションでプレゼンするのかや資料は誰に見せるのかなど、状況把握の為に質問を結構細かくして、それを聞いた上で、当社サービスを色々組み合わせして、提案しています。心掛けている事としては、常にクライアントの立場に立って考えることですね。
ー どの会社でも出来ているのはごく一部だけ。何故でしょうか?
そうですね。あのスティーブジョブズの言葉で、僕が好きなのがあるんですけど、「Stay hungry,Stay foolish」常にハングリーでいて、本気で取り組む姿勢は維持しています。また、利他の心を忘れずに提案しています。
ー 最後に
はい、あとはもう、「妥協しない」です。諦めたくないですね。失敗してもまたトライすればいいと思って行動しています。